1月のホテル客室利用率71% 全国6地域マイナス 北陸は復旧支援需要で増加
2024.02.26 00:00

全日本ホテル連盟(ANHA)によると、加盟する122ホテルの1月の平均客室利用率は前年同月比0.8ポイント増の71.1%となった(速報値)。12月に比べると7.9ポイント減。昨年の全国旅行支援のような需要喚起策がなく、年明けの能登半島地震による自粛ムードや曜日配列の悪さが影響した。
全国10地域のうち、関東・北陸・近畿を除く6地域がマイナス。ANHA によると、北陸は富山・福井の稼働が大幅に下がったものの、金沢市近隣では復旧支援を行う自治体などの宿泊需要によって前年を上回り、エリア全体を押し上げた。
利用率が最も高かった関東(79.8%)と近畿(71.6%)は訪日客が貢献した。なお、中国・四国は回答数の少なさが影響し、低い数値となっている。
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