2023年10月23日号>ラーケーション 需要平準化と旅育の旗手となるか
2023.10.22 00:00
特集のテーマはラーケーションです。「ワ」ではありません。「ラ」です。平日に学校以外で学びにつながる体験を促すこの試みが日本でも始まりました。愛知県みよし市では早くも利用事例が出ているといい、今後どのように普及していくのか注目されます。働き方・休み方改革、需要分散化、旅育などの効果が期待されるなか、ジェイ・エム・アール生活総合研究所の松田久一社長は「旅行の価値を問い直す大事な切り口」と指摘します。この機会、旅行・観光業界はどう生かしますか?
【特集】
*ラーケーション
需要平準化と旅育の旗手となるか
学び(ラーニング)と休暇(バケーション)を組み合わせた「ラーケーション」の導入が愛知県と大分県別府市で始まった。普及すれば、働き方・休み方改革の促進や、体験を通じた子供の成長を促す旅育の機会拡大が期待される。旅行需要の分散化も狙った制度は観光産業の大きなチャンスとなりそうだ。
▽日本でも始まったラーケーション
▽ラーケーションの本質
鮫島卓(駒沢女子大学観光文化学類教授)
▽ラーケーションへの視点
松田久一(ジェイ・エム・アール生活総合研究所代表取締役社長)
櫻田あすか(サービス・ツーリズム産業労働組合連合会会長)
木舟周作(たびえもん代表取締役)
注目の事例
*全但バスの第2のふるさとづくり
サブスク×リスキリングで移住ニーズ開拓
注目のニュース
JR西、芸備線再構築の協議会要請
地銀2行が相互誘客プロジェクト
空港グラハン、採用数の半数離職
8月の百貨店外客売上3.4倍
誌上セミナー
*今日からできる120%予算達成術
『知っていることをできるにする』
コラム
*視座 髙橋伸佳(JTB総合研究所ヘルスツーリズム研究所ファウンダー)
*観光学の扉 鮫島卓
*黒須靖史のミステリーショッパー
*三浦雅生弁護士が答えるよろず相談
*山田静のツレヅレナルママニ
*ビジネスパーソンの日々雑感 板村康
関連キーワード
カテゴリ#バックナンバー#新着記事
-
?>
-
2024年9月16日号>いまこそ知りたい世界遺産 持続可能なツーリズムのために
?>
-
2024年9月9日号>来たれ!クルーズブーム 日本船建造ラッシュをてこに
?>
-
2024年9月2日号>わたしのターニングポイント 不確かな時代に立つ産業人に向けて
?>
-
2024年8月19・26日号>見直そう文化のチカラ 日本に眠る成長の鍵
?>
-
2024年8月12日号>ユニークエクスペリエンス 特別な体験創出のヒント
?>
-
2024年8月5日号>カスハラ対策 深刻化で体制整備待ったなし
?>
-
2024年7月29日号>旅のキャンセル料 時代に則したルールづくりに向けて
?>
-
2024年7月22日号>競争入札と談合 成長領域の落とし穴
週刊トラベルジャーナル最新号
アクセスランキング
Ranking
-
箱根でロボット案内の実証実験 訪日客増でスタッフ確保に課題
-
来たれ!クルーズブーム 日本船建造ラッシュをてこに
-
「成長はリスクを取ってこそ」 カブクスタイル砂田CEO、HafHで第2ステージへ
-
HIS、旅行業の社内カンパニー設置 持ち株会社制移行を見据え
-
主要旅行業者の6月取扱額、国内・訪日が19年比8割回復 募集型との差大きく
-
高騰する米大学の授業料
-
HIS、コンテナホテルに出資 株式20%取得 地方への誘客拡大
-
交通空白解消へ概算要求274億円 ライドシェアで地域と観光の足を確保
-
ヤマト営業所で手荷物預かり 難波に自動搬送型の保管システム
-
産官学連携ツアーで完売目指す 阪急・日大・三島市 マネタイズのモデルを提言へ