2023年9月25日号>観光圏とDMO 揺れる地域の選択
2023.09.24 00:00
複数の地域が連携して観光振興に携わる枠組みに観光圏とDMOがあります。それぞれの目的は異なるものの、観光圏の実施主体をDMOが担う現状から、取り組みが重複するとして観光圏から離脱するところが出てきました。日本商工会議所は両者の制度の良いところ取りをした発展的融合を提言します。さて、2つの制度はどうあるべきか。先駆的な実践者ら3人の識者に意見を聞きました。異口同音に発せられたのは、制度を議論する以前の問題。あらためて観光振興について考えさせられました。
【特集】
*観光圏とDMO
揺れる地域の選択
滞在型観光の広域エリアを整備・促進するための観光圏制度と、観光地域づくりの司令塔役を担うDMO。互いに連携して成果を上げることが期待されるが、必ずしもそうなっていないのが現実だ。両者の関係性の整理や見直しを求める声も上がっている。
▽観光庁も認める改善の必要性
▽制度を考える
井口智裕(雪国観光圏代表理事/いせん代表取締役)
木下斉(エリア・イノベーション・アライアンス代表理事)
村木智裕(インセオリー代表取締役)
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