主要空港の5月利用実績 羽田・福岡が訪日客19年超え 欧米・韓国がけん引
2023.09.04 00:00
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法務省の出入国管理統計によると、旅客数上位7空港の5月の利用実績で、羽田と福岡の外国人入国者数がコロナ禍前の19年同月を上回った。羽田は7.2%増で2カ月連続のプラス、福岡は1.3%増となった。
羽田は北米が19年同月の2.3倍、欧州が1.4倍に増えたことが大きい。福岡は韓国が11.2%増となり、外国人入国者の6割を占めた。
訪日市場の回復は空港間で差があり、新千歳、中部、那覇はまだ6割減にとどまっている。
日本人出国者数も羽田が32.0%減で最も回復率が高く、マイナス幅は4月に比べ13ポイント改善した。次いで福岡が48.8%減。一方、新千歳と中部は70%台の落ち込みで遅れが目立った。
【あわせて読みたい】訪日市場の戻り、東京都が突出 米国けん引 東アジア中心の地方と差 羽田の訪日客、19年上回る 主要空港の4月実績 欧米市場が押し上げ
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