コングレとぴあ、劇場・会議施設を共同運営へ 八重洲の再開発で
2023.08.28 00:00
再開発が次々と進む東京駅前の八重洲地区で、25年度に竣工予定の高層ビル内に開設される劇場・カンファレンス施設をコングレとぴあが共同運営する。地上51階・地下4階で事務所、店舗、バスターミナルなどが入居するビルの3~6階に、約800人収容の劇場、大型の展示会・講演会等が開催できる約750㎡の大ホール、会議室10室などが備わる予定。東京駅に近く、国内主要都市から直接アクセスできる立地特性が売りとなる。
コングレはG7サミットをはじめとする国際会議の運営で豊富な実績がある。エンターテインメント業界を長年けん引してきたぴあとタッグを組むことで、ビジネスイベントだけでなく、演劇・ミュージカル・音楽ライブなど幅広い分野のイベント開催に取り組む方針だ。一方のぴあは、将来的に東京駅周辺全域を米ブロードウェイや英ウエストエンドのようなショービジネスの観光拠点に発展させることを目指している。
コングレは同施設にとどまらず、各地のホール・劇場・カンファレンス施設でぴあとの協業・連携の可能性も引き続き検討する。より幅広い目線でイベント・コンベンション事業や施設運営事業の拡充を図っていく。
カテゴリ#観光・旅行業経営#新着記事
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