主要旅行業者の5月取扱額、19年比32%減 国内・海外が10pt回復 4社がプラス
2023.08.07 00:00
観光庁がまとめた5月の主要旅行業者43社の総取扱額は19年同月比32.2%減の2857億2747万円となった。8日に新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に引き下げられ、回復率は4月から12ポイント改善した。
国内旅行は18.1%減の2009億7520万円、海外旅行は57.3%減の658億9152万円と日本人の旅行が約10ポイント改善。すでにコロナ前の8割まで需要が戻っている外国人旅行は12.7%減の188億6074万円に上昇した。
富士急トラベル(59.0%増)、ウィラー(17.3%増)、菱和ダイヤモンド航空サービス(14.5%増)、エスティーエートラベル(5.1%増)が19年比プラス。東武トップツアーズ、ジェイアール東海ツアーズ、郵船トラベルが9割台に回復した。
【あわせて読みたい】4月の総旅行取扱額44%減 19年比 国内の回復7割どまり
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