2023年8月7日号>デジタルノマド 世界を旅するワーカー誘致の要諦

2023.08.06 00:00

 デジタルノマドは世界に3500万人いると試算されます。

 日本政府が着目した理由は、その高度な知識と長期滞在による消費額の大きさから。専用ビザを導入した国の例を見ると、最長で半年に及ぶ長期滞在を想定し、受け入れ環境を整えています。半住民ともいえる彼らには、交流の場やリトリートプログラムの提供も欠かせません。

 パクサヴィア創業パートナーの荒木篤実さんは、何より重要な事はよそ者扱いしない環境だと指摘。日本にとって、これが最もハードルが高いかもしれません。

【特集】
 *デジタルノマド
  世界を旅するワーカー誘致の要諦

 旅しながら仕事をするリモートワーカー。それがデジタルノマドだ。世界を転々とする彼らを日本に呼び込もうと、政府は受け入れ制度の検討を始めた。世界的な有望市場とされ、専用ビザを発給する国も少なくない。日本を選び滞在してもらうには何が必要なのか。

  ▽世界で広がる誘致の動き
  ▽誘致の要諦
   荒木篤実(パクサヴィア創業パートナー)
   柴田啓(ベンチャーリパブリック代表取締役社長兼CEO)
   村木智裕(インセオリー代表取締役)


誌上採録
 *感情をくみ取り輝く仕事に変える
  宮崎辰氏(Fantagista21代表)

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誌上セミナー
 *海外の観光地域づくり
 『アンカレッジのペルソナ調査』

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