2023年6月26日号>コロナ禍の総括 ツーリズムは何を学んだのか

2023.06.25 00:00

 まるで暗闇の中を歩き続けているかのような日々でした。だからこそ、さまざまな制約が外れたいま、戻ってきた日常に安堵し、コロナ禍という災厄がもたらした変化や教訓を危うく忘れかけそうになります。

 旅行・観光産業にとって、コロナ禍とは何だったのか。そこから私たちは何を学んだのか。傷はすぐに癒えないとしても、苦しみから得たことを忘れず次につなげるために総括が必要です。

 社会、エコシステム、事業者、市場のすべてにおいて、真正面から受け止めるべきことが見えてきました。

【特集】
 *コロナ禍の総括
  ツーリズムは何を学んだのか

 国内の地域間だけでなく、多くの国と日本との間に自由な往来が戻ってきた。しかし、コロナ禍の前と後では、旅行や観光に関して変わった部分が少なくない。この変化に対応し、これからのツーリズムのヒントを探すためには、コロナ禍の総括が避けて通れない。

  ▽コロナ禍の3年間の変化
  ▽われわれは何を学んだのか
   中井治郎(観光社会学者)
   高橋敦司(ジェイアール東日本企画常務取締役チーフ・デジタル・オフィサー)
   橋本亮一(ブルーム・アンド・グロウ代表取締役)
   黒須宏志(JTB総合研究所フェロー)


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コラム
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