3月の百貨店外客売上高4.2倍 19年の6割水準に回復 客数21倍
2023.05.22 00:00

日本百貨店協会が取りまとめた88店舗の3月の訪日外国人免税売上高は、前年同月比323.8%増の約199億円となった。購買客数が約21倍の約19万人に増え、同協会によると、特に台湾、韓国、香港、中国本土など東アジアをはじめ、タイ、シンガポール、マレーシアなど東南アジアからの来店が多かった。コロナ前の19年同月と比べると売上高は39.9%減で、6割の水準まで回復した。
品目別の売上高は、ハイエンドブランドなど一般物品が327.0%増の約175億円、化粧品・食品など消耗品は301.6%増の約24億円。観光客の戻りに伴い消耗品の回復が進みつつあり、売上高全体に占める比率は12.2%に上昇した。その分、1人当たり購買単価は79.4%減の10万2000円と低下した。
【あわせて読みたい】2月の百貨店外客売上高4.1倍 19年比46%減に回復 客数25倍
カテゴリ#観光統計#新着記事
-
?>
-
1月の百貨店免税売上高619億円 春節効果で同月過去最高 単価もプラス転換
?>
-
主要旅行業者の12月総取扱額、19年比21%減 三越伊勢丹ニッコウは54%増
?>
-
主要7空港の11月利用実績、羽田が中国人旅客で唯一プラス
?>
-
1月の客室利用率73.1%、関東・近畿けん引 全国6地域で下回るも
?>
-
24年の免税売上高、過去最高の6487億円 百貨店87店舗 コロナ前から88%増
?>
-
主要旅行会社の11月取扱額、回復率8割 コロナ前比較 8社がプラス
?>
-
外国人入国者、福岡空港は19年比2倍 主要7空港の10月実績
?>
-
客室利用率、東阪で明暗 12月速報値 10ポイント以上の開き
キーワード#インバウンド#新着記事
キーワード#訪日外国人消費#新着記事
アクセスランキング
Ranking