2023年5月22日 12:00 AM
日本百貨店協会が取りまとめた88店舗の3月の訪日外国人免税売上高は、前年同月比323.8%増の約199億円となった。購買客数が約21倍の約19万人に増え、同協会によると、特に台湾、韓国、香港、中国本土など東アジアをはじめ、タイ、シンガポール、マレーシアなど東南アジアからの来店が多かった。コロナ前の19年同月と比べると売上高は39.9%減で、6割の水準まで回復した。
品目別の売上高は、ハイエンドブランドなど一般物品が327.0%増の約175億円、化粧品・食品など消耗品は301.6%増の約24億円。観光客の戻りに伴い消耗品の回復が進みつつあり、売上高全体に占める比率は12.2%に上昇した。その分、1人当たり購買単価は79.4%減の10万2000円と低下した。
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