小田急電鉄、旅行予約システム刷新 ダイナミックパッケージの販売開始
2023.05.22 00:00
小田急電鉄はホームページの箱根旅行の予約システムを5月15日に刷新した。従来のパッケージツアーに加え、新たにダイナミックパッケージの販売を開始した。主な販売チャネルを店舗からオンラインへとシフトする施策の一環。小田急トラベルのホームページも6月1日にリニューアルする一方、新宿駅構内の箱根旅行専門店「はこね旅市場」での旅行申し込みの受け付けは5月末で終了する。
ダイナミックパッケージでは、箱根を中心とした宿泊施設と希望時刻の特急ロマンスカーを自由に組み合わせ、オプションでデジタル箱根フリーパスや観光チケットなどを追加できる。宿やフリーパスなどを同時に申し込むと、他の旅行サイトより割安な料金を提供する。システムには、フォルシアの旅行商品販売プラットフォーム「フォルシアwebコネクト」を採用した。
webコネクトは宿泊・観光商品の登録から検索、予約まで一気通貫で行える流通基盤。サイトで購入した特急券・往復乗車券・フリーパスや宿泊情報などをスマートフォンで一元管理できる。発車時刻までであればロマンスカーの列車や座席の変更を利用者自身で行うことも可能。
関連キーワード
カテゴリ#観光・旅行業経営#新着記事
週刊トラベルジャーナル最新号
アクセスランキング
Ranking
-
城崎温泉街をWHILLで移動 高齢化に対応 でこぼこ道も観光しやすく
-
COP初、観光業の気候対策宣言で歴史的節目 課題は行動 日本の出遅れ感指摘する声も
-
JTBの中間期、増収減益 非旅行事業の減少響く
-
交通空白地解消へ官民連携基盤 自治体・交通事業者と支援企業をマッチング
-
新千歳も外国人入国者プラスに 主要空港の8月実績 韓国けん引
-
廃校へ行こう! 地域の思いが詰まった空間へ
-
リゾートトラストと三菱商事、医療観光で合弁事業を検討
-
沖縄県の宿泊税、都道府県で初の定率制に 26年度から2%で導入へ
-
AI浸透で観光産業に3つの変革 企業関係管理でパーソナル化 流通は直取引に
-
福島・浪江で町の未来考える謎解き企画 異彩作家と連携