主要空港の1月利用実績、韓国線復便で関西好調 福岡も回復進む
2023.05.01 00:00
法務省の出入国管理統計によると、旅客数上位7空港の1月の利用動向は、韓国線の供給量の回復が進んだ空港を中心に外国人入国者数が大幅に増加した。なかでも韓国線便数がコロナ禍前の90%台まで戻った関西は前年同月比108.5倍の37万9297人となり、半数近くを韓国人が占めた。
福岡は前年同月の532人から一気に19万7348人に増え、19年同月を2万人以上上回った。韓国市場が約7割を占める構図。首都圏空港では羽田が外国人入国者全体で同72%の水準に回復した。
一方、日本人出国者数は、17万4904人で最多の羽田がコロナ禍前の約半分、成田(15万8615人)が3割程度の水準。伸び率では福岡が31.6倍と最大で、韓国への旅行需要が支えたとみられる。
【あわせて読みたい】主要空港の12月利用実績、成田は19年比6割水準に 訪日市場の回復進む
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