主要空港の12月利用実績、成田は19年比6割水準に 訪日市場の回復進む
2023.04.03 00:00
法務省の出入国管理統計によると、旅客数上位7空港の22年12月の利用動向は、水際対策の緩和ですべての空港で外国人入国者の回復が進んだ。最多の成田は前年同月比約30倍の47万489人。前月の約19万人から大幅に増え、19年12月との比較では38.2%減となった。
アジア主要4市場のうち、訪日旅行の戻りをけん引している韓国は7空港計で143.7倍の46万4366人。特に関西や福岡の回復に貢献した。これに対して中国は3万9589人にとどまった。
日本人出国者数も前年同期に比べるとすべての空港で大幅な伸びを示したが、19年12月比では成田が74.0%減の16万1208人。羽田も61.0 % 減の15万9335人とほぼ同様の状況で、インバウンド市場との乖離が目立った。
【あわせて読みたい】主要空港の11月利用実績、韓国大幅回復で地方を下支え 福岡が最大伸び率
カテゴリ#観光統計#新着記事
-
?>
-
主要旅行業者の7月取扱額、海外旅行やや回復も法人中心 19年比プラスは7社
?>
-
4空港が外客数で好調維持 6月実績 日本人出国者は6空港で減少幅拡大
?>
-
8月の客室利用率、微増の81% 東高西低 南海トラフ臨時情報響く
?>
-
免税売上高、すでに23年超え 1~7月で過去最多に 単価上昇
?>
-
主要旅行業者の6月取扱額、国内・訪日が19年比8割回復 募集型との差大きく
?>
-
主要空港の外国人旅客、羽田・福岡が1.5倍 コロナ前比較 米国・韓国の伸び顕著
?>
-
7月のホテル客室利用率81% 夏季イベントで好調も複数のキャンセル要因
?>
-
免税購買客、6月は過去最多の57.9万人 上半期の売上高初の3000億円台
キーワード#インバウンド#新着記事
キーワード#海外旅行#新着記事
キーワード#空港#新着記事
週刊トラベルジャーナル最新号
アクセスランキング
Ranking