23~24年「韓国訪問の年」で旅行需要拡大へ KTO、キム・ジャンシル社長初来日で意欲

2023.03.06 16:06

旅行業関係者を招いて開催した「韓国観光交流の夕べ」。写真右から2人目がKTOキム・ジャンシル社長

 韓国観光公社(KTO)は先ごろ都内でセミナー・商談会と「韓国観光交流の夕べ」を開催した。KTOのキム・ジャンシル社長が就任以来初めて来日し、「韓国訪問の年」と定めた23~24年を契機に日韓交流をさらに拡大し、訪韓需要回復と成長につなげる意欲を語った。交流の夕べには多くの旅行業関係者が出席した。

 セミナー・商談会には、現地から仁川広域市、江原道、韓国文化財財団、京畿道、グランド・コリア・レジャー、慶尚北道、光州広域市、全羅北道、ソウル特別市、済州道、大邱広域市、釜山広域市の12団体が参加。最新トピックやMICE、教育旅行、チャーター便運航時のさまざまな支援策などが発表され、積極的な情報交換が行われた。

 また、KTOはエイチ・アイ・エス(HIS)および楽天トラベルと韓国への観光客誘致拡大のための共同事業推進に関する業務提携協約(MOU)を相次ぎ締結している。水際対策の緩和に伴い韓国への旅行需要が拡大するなか、さらなる訪韓促進を図る。

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