主要空港の11月利用実績、韓国大幅回復で地方を下支え 福岡が最大伸び率
2023.03.06 00:00
法務省の出入国管理統計によると、旅客数上位7空港の22年11月の利用動向は、10月からの水際対策緩和に伴い、全空港で外国人入国者が前年同月に比べ大幅に増加した。羽田が58倍の35万161人と最多。地方空港は訪日客の回復が路線再開や増便につながり、10月から急増した。
外国人入国者を国・地域別に見ると、アジア主要4市場のうち、韓国が7空港合計で前年同月比80倍の約33万人となり、特に福岡や新千歳の回復を支えた。伸び率では台湾が140倍とトップで、約10万人を数えた。
一方、日本人出国者は、最多が羽田の15万4682人。伸び率では福岡が36倍(1万6443人)で、韓国人気がけん引したとみられる。
【あわせて読みたい】主要7空港の10月利用実績、韓国・台湾客の増加で回復 日本人客との差拡大
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