主要空港の9月実績、韓国市場拡大で底上げ 那覇は再びゼロ
2023.01.02 00:00
法務省の出入国管理統計によると、旅客数上位7空港の9月の利用動向は、那覇を除く6空港で外国人入国者が大幅に増加した。福岡が34.6倍、中部が18.3倍などと拡大。韓国路線の運航再開や増便が地方空港に広がったため、韓国人旅行市場の回復が主に貢献した。ただし、19年9月との比較では、最多の成田でも82.3%減。
日本人出国者数は特に首都圏の2空港が外国人入国者数を上回って拡大した。19年同月比では、成田が78.2%減、羽田が72.4%減。
那覇はいずれも利用者がなかった。8月に韓国のティーウェイ航空がソウル線の運航を再開したものの、個人旅行が解禁に至っていない状況下で、需要との見合いから再び運休が続いた。
【あわせて読みたい】主要7空港すべて国際線再開 8月実績 2年4カ月ぶり
カテゴリ#観光統計#新着記事
キーワード#インバウンド#新着記事
キーワード#海外旅行#新着記事
キーワード#空港#新着記事
週刊トラベルジャーナル最新号
アクセスランキング
Ranking
-
築地場外市場にスマートごみ箱 ポイ捨てなど課題に対処
-
観光庁予算、旅客税財源の比率83%に上昇 コンテンツ強化、ICT、DMOに注力
-
観光収入、日本は伸び率上位 59%増で米仏など大国しのぐ
-
主要7空港の外国人入国者数、那覇もようやく19年超え 9月実績 韓国3.7倍で
-
文化観光の計画認定、旧醤油工場も たつの市など4件 制度開始から計57件に
-
今治に地域創生のヒント クールジャパンDXサミットで岡田武史氏が披露
-
未体験の訪日市場出現の中で ひがし北海道DMOがシンポジウム
-
中部空港、訪日誘客に主体的関与 地域ブランド共創室を設置
-
小樽市、ファンコミュニティー開設でリピーター育成 新たな魅力発掘も
-
検索エンジンのフォルシア、東証に新規上場 ハイブリッド型サービスへ進化描く