主要空港の7月利用実績、首都圏の日本人出国者回復 新千歳も再開
2022.10.31 00:00
法務省の出入国管理統計によると、旅客数上位7空港の7月の利用動向は羽田・成田の日本人出国者がそれぞれ10万人台に回復した。コロナ禍前の19年7月に比べると成田は78%減、羽田は75%減の水準。一方、外国人入国者は水際対策の影響から9割近く落ち込んだままだ。
新千歳で国際線が2年4カ月ぶりに再開され、大韓航空とティーウェイ航空がソウルから乗り入れた。外国人入国者が1404人と訪日客の利用が主で、日本人出国者は68人にとどまった。
前年同月からの伸び率は福岡が最大。日本人出国者は25倍の5244人、外国人入国者は17.7倍の7983人となった。
外国人入国者を国・地域別に見ると、韓国が9.5倍の2万8161人。渡航規制が厳しい中国の1万9120人を上回った。
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