日観振、観光発展へ政策活動など推進 国際組織とも連携
2022.06.27 00:00

日本観光振興協会は22年度の事業計画で、基幹産業としての観光への取り組み、価値創造とイノベーションの追求、持続的成長に向けた課題への取り組みなどを掲げた。ニューノーマル時代における安心・安全な観光地域づくりへの転換を促し、国際往来の早期再開へ世界の観光機関とも連携する。
観光施策に対する提言や省庁・諸団体と連携した需要促進などの政策活動に引き続き取り組む。関係機関との連携では、日台観光サミットの開催をはじめ、世界観光機関(UNWTO)や世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)等との事業協力や共同研究を進める。
6月10日の年次総会で山西健一郎会長は、「ようやく水際対策が緩和されたがまだ不十分。スポーツ・文化芸術など幅広い分野と連携してさらなる緩和を促し、将来的にはグローバルスタンダードへの転換を強力に働きかけていきたい」と述べた。
【あわせて読みたい】日観振、観光再起動へ緊急要望 早期の需要喚起策や入国規制緩和
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