地域創生インバウンド協議会、富裕層向け旅行販売で実証事業 企画から手配までワンストップ
2022.04.25 00:00
![](https://www.tjnet.co.jp/wp-content/uploads/2022/04/laptop-2557615_640.jpg)
地域創生インバウンド協議会は富裕層向け旅行コンシェルジュサービスの実証事業を開始した。商品開発・販売やオーダーメード型旅行のサービス提供を目指す。同協議会はANA総合研究所が中心となり18年に発足したもので、ANAグループをはじめとする会員のほか、日本旅行や鳥取県など多様な企業・団体とコンソーシアムを組んだ。
旅行コンシェルジュブランド「Infinity-無限」を立ち上げ、富裕層を扱う世界のエージェンシー向けに専用サイトを開設した。体験旅行を提案するデザイナーとガイド(全国通訳案内士資格保有者)を5人ずつ配置し、海外からのオーダーに対するワンストップ窓口として、旅程の企画・提案からアクティビティーの手配まで総合的にコーディネートする。旅行テーマは食、ウエルネス、文化、アート、アウトドア、スポーツイベントの6つ。
当面は国内富裕層向けに商品を開発・販売し、次いでオーダーメード旅行を提供。最終目標として純資産50億円以上を有する海外の超富裕層に向けたオーダーメード旅行を提供する。実証事業期間は4月からの2年間で、予算規模は約2000万円を予定している。
【あわせて読みたい】ANAグループやナビタイム、自治体の外客誘致支援で3者連携 JNTO、富裕層など3分野に重点 22年度事業計画 専門部署も新設 高級ホテル誘致、候補地出そろう 観光庁のマッチング事業 国立公園や離島 2020年12月14日号>富裕層誘致を考える 地域の発展につなげられるか
カテゴリ#インバウンド#新着記事
-
?>
-
ベルトラ、韓国大手OTAと提携 インターパークに訪日商品供給
?>
-
観光庁、デジタルノマド実証に5事業を選定 受け入れ体制の整備推進
?>
-
再訪したい国1位も地方誘客に課題 ジャパンブランド調査 認知度低く情報不足
?>
-
訪日客の困り事、1位はごみ箱不足 観光庁調査 コミュニケーションも依然課題
?>
-
JATA、意識調査でインバウンド受け入れの課題洗い出し DMOや観光事業者に協力呼びかけ
?>
-
訪日客のコト消費、底上げが課題 コロナ前より拡大も支出割合少なく
?>
-
23年外客数、フランスが1億人到達 スペイン・米国が上位固める 日本は14位
?>
-
今治・しまなみに地域通訳案内士 市が育成 サイクリングの知識習得促す
キーワード#ANA#新着記事
キーワード#富裕層#新着記事
アクセスランキング
Ranking
-
釜石市、持続可能な観光でまた称号 日本初のゴールド賞 鍵は地域のマネジメント
-
米国、グローバルエントリープログラムを本格運用へ 東京・大阪の面接会に参加多数
-
ファーイースト・ホスピタリティ、日本で3軒目のホテル運営開始 3倍の2000室に拡大へ
-
6月の客室利用率は前年割れ 閑散期と単価重視が影響
-
日本籍船のディズニークルーズ誕生へ オリエンタルランド参入で市場に活気
-
競争入札と談合 成長領域の落とし穴
-
日本でも金融×旅行の流れ 三井住友カード、外資系OTAと提携
-
ベルトラ、韓国大手OTAと提携 インターパークに訪日商品供給
-
『奏で手のヌフレツン』 壮大な神話のような読了後の満足感
-
ニューカレドニア観光局が休局 情勢不安で打撃 日本の回復も遅く