主要旅行業者の1月取扱額137.6%増 国内牽引も19年比7割減
2022.04.11 00:00
観光庁がまとめた1月の主要旅行業者45社の総取扱額は前年同月比137.6%増の872億1377万円となった。ただし、コロナ禍前の19年との比較では73.3%減。国内旅行は前年同月比160.0%増と牽引し、19年の約半数の水準まで回復したが、水際対策の強化が続き、海外旅行と外国人旅行は19年比約96~97%減とビジネスがほぼ失われたままの状態となっている。
企業別では、41社が前年同月比プラス。2倍以上に拡大したところが21社と半数近くを占めた。ただし、19年と比較すると44社がマイナスで、50%程度以上回復したのは5社のみだった。唯一、19年比でも増加したのは海外留学のエスティーエートラベルで、10.2%のプラスとなった。
【あわせて読みたい】主要旅行業者の12月取扱額31.6%増 国内プラス転換も19年比半減
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