マリオット、中華圏の富裕層対応を強化 日本は横浜などに進出
2022.02.28 00:00

マリオット・インターナショナルは22年中にアジア太平洋地域で約100軒のホテルとリゾートを開業する。特に力を入れるのが中華圏の富裕層対応で、ラグジュアリーホテルの半数以上を中華圏が占める。ILTMアジアパシフィックの調査によると、アジア太平洋地域における航空券・宿泊支出総額の半数を中華圏の富裕層が占めており、市場獲得を強化する。一例は、中国・九寨溝で年末に開業予定のリッツ・カールトン・リザーブ。長沙にJWマリオット、マカオにWホテルも予定している。
レジャー市場も強化する。業務需要を上回ることが予測され、5月に済州にJWマリオット、年後半には豪州3軒目のWホテルをシドニーに開業予定。
日本では5月にウェスティンホテル横浜の開業を控える。積水ハウスと組んだ地方創生事業として道の駅に近接してフェアフィールド・バイ・マリオットの開業も進め、北海道、奈良県、兵庫県で計6軒の開業を目指す。
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