ジャマイカ、ブルーマウンテンコーヒーの日と観光をPR グルメの魅力訴求へ意欲

2022.02.02 17:52

和服で来館者を迎えたリチャーズ大使

 駐日ジャマイカ大使館は先ごろ、「ジャマイカブルーマウンテンコーヒーの日」をPRするメディアイベントを開催した。ブルーマウンテンはコーヒーの王様ともいわれ、ジャマイカの主要な特産品。この記念日は、1967年1月9日に首都キングストンから日本へブルーマウンテンコーヒーが初めて輸出されたことにちなみ、18年に制定された。

 イベントでは、ジャマイカ観光局がビーチリゾートやレゲエに代表されるジャマイカのさまざまな魅力を紹介。コーヒーの一大産地であるブルーマウンテン地域をはじめ、クルーズ寄港地やダイビングの地として有名なオーチョリオス、ボブ・マーリーの出生地でもあるキングストンなど、観光の見どころを紹介した。

 あいさつに立ったショーナ・ケイ・リチャーズ駐日大使はブルーマウンテンコーヒーを「活気ある観光分野を補完するもの」と述べ、観光との親和性の高さを強調した。今後は日本人に向けて、グルメも観光素材として訴求していく考えも示した。

 なお、ジャマイカは今年、独立から60周年の節目に当たる。1年にわたり記念事業を展開する計画も明らかにした。

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