2022年1月3・10日号>グレートリセット 大転換時代のツーリズム
2022.01.02 00:00
私たちはいま地球規模の危機に直面しています。
世界経済フォーラムのクラウス・シュワブ会長はこの危機を乗り越えるために、社会・経済システムの抜本的転換を促すグレートリセットを訴え、すべての産業の変革の必要性を説きます。
新春特集では22年のツーリズムをグレートリセットというキーワードで5つの論点から考察しました。
岐路に立つ産業界のリーダーたちは大転換を果たすことができるのでしょうか。
弊誌にとっても乗り越えなくてはいけないテーマ。
本年もよろしくお願いします。
*グレートリセット
大転換時代のツーリズム
コロナと共生する3年目の年が明けた。コロナ禍はこの2年で人の移動を前提とするツーリズムのビジネスを消滅させただけでなく、私たちの生活や意識を大きく変転させた。社会・経済システムはグレートリセットを迫られ、ツーリズムもその例外ではない。
▽ツーリズムのグレートリセット
▽グレートリセットの論点
論点1 ツーリズムの概念を変えられるか
鮫島卓(駒沢女子大学観光文化学類准教授)
論点2 移動なき価値を醸成できるか
茶谷幸治(ツーリズムプロデューサー)
論点3 気候変動問題に寄与できるか
高山傑(スピリット・オブ・ジャパン・トラベル代表取締役/一般社団法人JARTA代表理事)
論点4 地域社会に貢献できるか
井門隆夫(高崎経済大学地域政策学部教授)
論点5 DMOを軸に構造転換できるか
村木智裕(インセオリー代表取締役)
注目のニュース
東京と大阪が観光振興でタッグ
第2のふるさとづくりで市場創出
県民割、隣県への拡大進む
10月百貨店外客売上49%増
誌上セミナー
*中国人客の購買パワー獲得術
『コロナ禍での事業変革』
コラム
*視座 神田達哉(サービス連合情報総研業務執行理事・事務局長)
*デスティネーションマーケティングの現場から 村木智裕(インセオリー代表取締役)
*トラブル処方箋 小池修司弁護士がアドバイス
*旅するファッション 玉置美智子
*3万フィートのおもてなし 中西克吉
関連キーワード
カテゴリ#バックナンバー#新着記事
-
?>
-
2025年1月20日号>キーワードで占う2025年2025年 大阪・関西万博からグリーンウオッシュまで
?>
-
2025年1月6・13日号>ツーリズムのリーダー論 誰が産業界を牽引するのか
?>
-
2024年12月23・30日号>ニュースで振り返る2024年 円安がもたらした正と負のインパクト
?>
-
2024年12月16日号>ナイトライフ復活なるか 東京の夜をもっと楽しく
?>
-
2024年12月9日号>奮闘する地銀 観光分野で増す存在感
?>
-
2024年12月2日号>廃校へ行こう! 地域の思いが詰まった空間へ
?>
-
2024年11月25日号>次はDMCの時代? 整備に向かう地域、その役割とは
?>
-
2024年11月18日号>日本版ESTA 電子渡航認証制度導入へ
週刊トラベルジャーナル最新号
アクセスランキング
Ranking
-
旅行取扱額で19年超え企業、11社に拡大 10月実績 海外旅行は7割まで回復
-
キーワードで占う2025年 大阪・関西万博からグリーンウオッシュまで
-
「海外旅行は国の大きな課題」 JATA髙橋会長、回復へ政策要望
-
肩書インフレという時代
-
観光産業底上げに国際機関が重要 PATA日本支部、活動を再び積極化
-
『日経トレンディ2025年1月号 大予測2030-2050』 勝負を決めるのは人間
-
旅行業の倒産、24年は低水準 零細企業中心に22件 すべて消滅型
-
ビッグホリデー、「旅行商社」を標榜 販売店との共栄へ新事業 まず介護タクシー旅行
-
海外旅行市場、若年女性がけん引 25年の実施意向トップ 国内旅行でも顕著
-
OTOAが5年ぶり新年会 海外旅行回復や支払い改善促進に期待