2022年1月2日 12:00 AM
私たちはいま地球規模の危機に直面しています。
世界経済フォーラムのクラウス・シュワブ会長はこの危機を乗り越えるために、社会・経済システムの抜本的転換を促すグレートリセットを訴え、すべての産業の変革の必要性を説きます。
新春特集では22年のツーリズムをグレートリセットというキーワードで5つの論点から考察しました。
岐路に立つ産業界のリーダーたちは大転換を果たすことができるのでしょうか。
弊誌にとっても乗り越えなくてはいけないテーマ。
本年もよろしくお願いします。
*グレートリセット
大転換時代のツーリズム
コロナと共生する3年目の年が明けた。コロナ禍はこの2年で人の移動を前提とするツーリズムのビジネスを消滅させただけでなく、私たちの生活や意識を大きく変転させた。社会・経済システムはグレートリセットを迫られ、ツーリズムもその例外ではない。
▽ツーリズムのグレートリセット
▽グレートリセットの論点
論点1 ツーリズムの概念を変えられるか
鮫島卓(駒沢女子大学観光文化学類准教授)
論点2 移動なき価値を醸成できるか
茶谷幸治(ツーリズムプロデューサー)
論点3 気候変動問題に寄与できるか
高山傑(スピリット・オブ・ジャパン・トラベル代表取締役/一般社団法人JARTA代表理事)
論点4 地域社会に貢献できるか
井門隆夫(高崎経済大学地域政策学部教授)
論点5 DMOを軸に構造転換できるか
村木智裕(インセオリー代表取締役)
注目のニュース
東京と大阪が観光振興でタッグ
第2のふるさとづくりで市場創出
県民割、隣県への拡大進む
10月百貨店外客売上49%増
誌上セミナー
*中国人客の購買パワー獲得術
『コロナ禍での事業変革』
コラム
*視座 神田達哉(サービス連合情報総研業務執行理事・事務局長)
*デスティネーションマーケティングの現場から 村木智裕(インセオリー代表取締役)
*トラブル処方箋 小池修司弁護士がアドバイス
*旅するファッション 玉置美智子
*3万フィートのおもてなし 中西克吉
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