平泉に世界遺産発信の新拠点開業、23億円投じガイダンスセンター整備
2021.12.20 00:00
岩手県平泉町の柳之御所史跡公園内に県立平泉世界遺産ガイダンスセンターがオープンした。世界遺産登録10周年を記念し、県が23億円を投じて整備した。
館内には中禅寺など世界遺産に登録された資産を紹介するコーナーのほか、奥州藤原氏の政庁や屋敷だった「平泉館」をパノラマイラストとジオラマで再現。関連資料も展示し、柳之御所遺跡への興味を喚起して来館者を史跡公園の散策へと誘う造りだ。
常設展示に加え、企画展示、体験教室、平泉文化の調査研究にも取り組む。平泉の価値を国内外に伝え、後世へ継承するための拠点を目指す。入館は無料で、開館は9~17時(11~3月は16時30分まで)。
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