百舌鳥・古市古墳群にビジターセンター、8K映像で世界遺産体感

2021.03.29 00:00

8K業務用カメラを用いた古墳群の空撮映像が目玉

 大阪府堺市は3月13日、世界文化遺産「百舌鳥・古市古墳群」の魅力を体感できるビジターセンターを大仙公園内にオープンした。目玉はキヤノンが構築した体感型映像空間。8K業務用カメラを用いた古墳群の空撮映像や高精細に撮影した堺市の歴史・文化資源の映像を空間全体で表現し、1600年間に及ぶ堺市の変遷を体感することができる。

 コロナ下での密集を避けた施設運営を実現するため、キヤノンのネットワークカメラを活用。映像空間内の混雑状況をリアルタイムにモニタリングすることで、エリア内の密集度をアラートで通知する「密集アラートソリューション」を導入した。

 館内には展示コーナーや観光案内所、物販コーナーも設けた。

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