主要7空港の6月実績、大幅増も19年比9割減
2021.10.04 00:00

法務省の出入国管理統計によると、旅客数上位7空港の6月の利用動向は、国際線が再開していない新千歳と那覇を除く5空港で前年同月に比べ大幅に増加した。コロナ禍の影響からの反動増で、羽田は日本人出国者が最も多く5倍の1万3973人となった。ただし、40万人近くが利用していた19年6月には到底及ばない。成田も同様に2倍の1万3476人となったが、コロナ禍前との比較では97.5%減だった。
外国人入国者も前年から増えてはいるものの、19年比では98%以上の落ち込み。最も多い成田でも1万142人にとどまった。コロナ禍前は74万人の利用があった。主要4カ国・地域の入国者を見ると、中国が前年同月比79.8 % 増の3856人、韓国は210%増の2049人。
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