JNTO、国際PCO協会と関係強化 会議誘致へパートナーシップ
2021.08.09 00:00
日本政府観光局(JNTO)は8月1日付で国際PCO協会(IAPCO /本社:チューリヒ)とデスティネーションパートナーシップを締結した。期間は23年3月31日まで。IAPCOは世界の会議運営専門会社(PCO)約140社で構成される国際団体で、加盟するPCOは中・大型の国際会議開催地の決定に大きな影響力を持っている。
今回の締結でJNTOは、グローバルに活躍するIAPCO加盟のPCOに対して、国際会議開催地としての都市の魅力、施設・サービス等の情報をさまざまな方法でプロモーションをする機会が得られる。JNTOは30年にアジアでナンバーワンの国際会議開催国として不動の地位を築くことを目標にしており、今回のIAPCOとの関係締結を機により積極的な誘致活動に取り組む。
なお、IAPCOとのデスティネーションパートナーシップはこれまで、ハンブルク、メルボルン、トロント、ドバイ、香港、ルワンダの5都市と1カ国のコンベンション推進機関が締結。従来、このパートナーシップは1地域につき1カ所のみだったが、今回の日本の締結でアジアは2カ所となった。
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