主要7空港、4月の利用状況改善も19年比9割減
2021.08.02 00:00
法務省の出入国管理統計によると、旅客数上位7空港の4月の利用動向は、コロナ禍の影響が色濃く表れた前年同月から大幅に改善した。首都圏空港では、日本人出国者数で羽田が11.2倍の1万6160人、成田が7.6倍の1万6046人となり、外国人入国者数もそれぞれ2.6倍の3013人、3.1倍の1万1441人に増えた。ただし、19年との比較ではいずれも90%台の減少で、依然として厳しい状況にある。
地方空港では、19年4月に外国人入国者14万人を数えた那覇は国際線の再開に至っておらず、一大市場が失われたままだ。新千歳も利用者ゼロが続いている。
外国人入国者を主要国・地域別に見ると、中国の多さが目立っており、成田では4割近くを占めた。
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