2月の客室利用率36.1%、低稼働続き価格競争に発展
2021.03.22 00:00
全日本シティホテル連盟(JCHA)に加盟する126ホテルの2月の平均客室利用率は、前年同月を33.5ポイント下回る36.1%となった。3月9日までの速報値。GoToトラベルキャンペーンの一時停止と緊急事態宣言が延長されたことから、1月からほぼ横ばいの低稼働が続いている。
全国10地域のうち利用率が最も高いのは北海道の66.9% で、次いで東北56.8%、北陸55.5%。一方、最も低いのは九州の24.7%。2大都市圏では、東京都の34.0%に対し、大阪府は20.8%と苦しい状況にある。
利用率の低さは利益にも影響を及ぼしており、JCHAによると、地域内での価格競争が激化して単価が下落する状況に陥っている。
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