1月の客室利用率29.9%に低下、12月から21ポイント減

2021.02.22 00:00

 全日本シティホテル連盟(JCHA)に加盟する135ホテルの1月の平均客室利用率は、前年同月を41.4ポイント下回る29.9%となった。2月10日までの速報値。年末からのGoToトラベルキャンペーンの一時停止に緊急事態宣言の発出が加わり、12月から21.2ポイント減と大幅に低下した。首都圏は受験生による利用、また地域によっては工事やイベント関係者の需要があるが、利用率の上昇にはつながらないという。

 全国10地域すべてが50%を割り込んだ。九州が23.4%と最も低い。2大都市圏のうち大阪府は19.0%と低迷した。

 緊急事態宣言が3月7日まで再度延長され、出口の見えない状況が続く。JCHAは「営業再開のタイミングを見計らうのは大変」としている。

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