JATA、海外旅行の再開ハワイから模索 GW前後に管理型で開始意向
2021.02.15 00:00
JATA(日本旅行業協会)は海外旅行の再開に向け、管理型旅行の規定づくりを進めている。観光庁が訪日旅行の回復に向けた段階的取り組みとして、小規模管理型のパッケージツアーの試行を計画しており、JATAは海外旅行もタイミングを合わせて行いたい考え。
JATAの池畑孝治理事・事務局長は1月28日の定例会見で「可能な限り早い国際交流の再開を目指したい」と述べた。鍵となる管理型ツアーは、ビジネストラックに準拠した防疫措置を行ったうえで、旅程や顧客の管理を徹底する枠組み。ハワイで実証実験として行いたいと考えていたタイミングで新型コロナウイルス流行の第3波が襲来したが、オリンピックにつながるような取り組みにしたい意向だ。
時期は、ゴールデンウイーク(GW)前後の4~7月を想定しているとみられる。
カテゴリ#海外旅行#新着記事
キーワード#JATA#新着記事
週刊トラベルジャーナル最新号
アクセスランキング
Ranking
-
旅行取扱額で19年超え企業、11社に拡大 10月実績 海外旅行は7割まで回復
-
キーワードで占う2025年 大阪・関西万博からグリーンウオッシュまで
-
「海外旅行は国の大きな課題」 JATA髙橋会長、回復へ政策要望
-
肩書インフレという時代
-
観光産業底上げに国際機関が重要 PATA日本支部、活動を再び積極化
-
『日経トレンディ2025年1月号 大予測2030-2050』 勝負を決めるのは人間
-
旅行業の倒産、24年は低水準 零細企業中心に22件 すべて消滅型
-
海外旅行市場、若年女性がけん引 25年の実施意向トップ 国内旅行でも顕著
-
ビッグホリデー、「旅行商社」を標榜 販売店との共栄へ新事業 まず介護タクシー旅行
-
OTOAが5年ぶり新年会 海外旅行回復や支払い改善促進に期待