クラツー、吉本と連携 商品幅や顧客層の拡大目指す
2020.11.30 00:00
![](https://www.tjnet.co.jp/wp-content/uploads/2020/11/9f788c6a67ba5f90c0f22657c14a30af-1024x682.jpg)
クラブツーリズムは11月17日、よしもとセールスプロモーションとの共同企画ツアーを発売した。第1弾のテーマ旅行として、芸人のミキがプロデュースする湯けむり親孝行ツアーなどを用意。滞在する温泉宿で漫才を披露するほか、記念撮影会などを組み込んだ。
吉本興業はよしもとファンのコミュニティーサイト「よしもと ID」で会員限定のサービスを展開している。連携により、会員限定で吉本芸人が登場する旅行やイベント、セミナーを実施していく。今回のプロジェクトの主要ターゲットは50代以上で、新たに「よしもとスマイルクラブ50」も立ち上げた。ただし、よしもと ID所持者であれば年齢制限なく参加できる。
クラツーは、テレビ東京ダイレクトとの旅行通販事業や登山アプリを手掛けるヤマップとの連携など、他企業との連携を加速している。酒井博代表取締役社長(写真)は「他企業や自治体などとアライアンスを組むことで、シナジーが生まれる」と語り、強みとするテーマ型の商品の幅を増やし、顧客層を広げたい意向を示した。
カテゴリ#観光・旅行業経営#新着記事
アクセスランキング
Ranking
-
釜石市、持続可能な観光でまた称号 日本初のゴールド賞 鍵は地域のマネジメント
-
米国、グローバルエントリープログラムを本格運用へ 東京・大阪の面接会に参加多数
-
6月の客室利用率は前年割れ 閑散期と単価重視が影響
-
ファーイースト・ホスピタリティ、日本で3軒目のホテル運営開始 3倍の2000室に拡大へ
-
日本籍船のディズニークルーズ誕生へ オリエンタルランド参入で市場に活気
-
競争入札と談合 成長領域の落とし穴
-
日本でも金融×旅行の流れ 三井住友カード、外資系OTAと提携
-
ベルトラ、韓国大手OTAと提携 インターパークに訪日商品供給
-
『奏で手のヌフレツン』 壮大な神話のような読了後の満足感
-
ニューカレドニア観光局が休局 情勢不安で打撃 日本の回復も遅く