仏観光開発機構、日本市場への期待強調 ウェブでワークショップ開催
2020.09.21 00:00
フランス観光開発機構は9月7~8日、 ワークショップ「Sakidori France」をオンラインで開催した。フランスからは19団体、日本からは旅行会社35社と11のメディアが参加した。商談総数は304件、2日間のウェビナー参加者は計429人だった。接続環境に不安のある人向けに特設会場も用意した。
フレデリック・マゼンク在日代表は、「21年の商品造成に向けた商談が行われた」と手応えを示した。グループの規模縮小や感染対策の徹底を理由に使用するホテルのランクが上がる傾向が見られたという。現地サプライヤーの日本市場に対する期待は高まっており、最初に動き出すリピーター層に向けて独自性のある商品造成が必要と指摘した。
21年のプロモーションテーマの1つに挙げたのが牛肉。地方料理の基本食材として使われている点に目を付けた。ビオワインやパティスリーなどと併せて、地方を深く知るコンテンツとして訴求する。日本でのイベントなどを通じて現地を訪れるきっかけを提供したい考え。
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