レンタルキャンピングカーの感染対策ガイドライン、需要の高まり受け策定
2020.08.24 00:00

日本カーツーリズム推進協会(JCTA)は、レンタルキャンピングカー業界におけるコロナ対策ガイドラインを策定した。コロナ禍で車を使った旅行が注目を集めており、なかでも車内で宿泊も可能なレンタルキャンピングカーの人気が高まっている。感染拡大防止対策の水準を業界全体で一定以上に担保するため、政府の基本的対処方針に基づき事業者が講じるべき対策を示した。
具体的には、社内体制・全般、貸し出し前・返却後の清掃・消毒、貸し出し時の顧客対応、レンタル中の顧客対応、返却時の顧客対応、感染者が確認された場合の対応の6項目を示した。たとえば社内体制では、従業員に朝夕2回の検温を促すなど健康管理を行う。また、レンタル中に顧客が利用可能な消毒液や清掃シート、体温計を車内に備えることを推奨している。
今後、最新の新型コロナウイルスの予防に対する専門家の知見、利用者のニーズ、事業者側の受け入れ環境などを踏まえて、必要な見直しを図る。
カテゴリ#観光・旅行業経営#新着記事
キーワード#キャンプ#新着記事
アクセスランキング
Ranking
-
旧函館支庁庁舎が食と交流の場に 利活用プロジェクトがスタート
-
観光庁、全国対象の観光需要喚起策スタート GoToは「やらないということではない」
-
進化するペット同伴の旅 運輸大手が環境整備に本腰
-
今夏のクルーズ中止で関係者落胆 再開の壁高く 海事局「めど立たない」
-
兵庫県龍野地区、分散型ホテルで地域再生 民間投資呼び込む 改正不特法も活用
-
コロナ不活化の除菌スプレー、富士フイルム和光純薬が発売
-
『送別の餃子 中国・都市と農村肖像画』 幾多の出会いと別れが織り成す豊かさ
-
全長1万㎞のジャパントレイル始動 歩く旅を外客誘致の新たな素材に
-
4月の百貨店外客売上高47.6%増 客数2割増で3カ月ぶりプラス
-
徳島市、出張前後の旅行を助成 ブリージャーに5000円