2020年3月9日号>キャンセルサポート 旅行大手導入で業界標準化?
2020.03.08 00:00
![](https://www.tjnet.co.jp/wp-content/uploads/2020/02/TJ200228-726x1024.jpg)
子供が急な病気で入院、愛犬が旅立った、急な出張を命じられた、鉄道運休で空港まで行けない、等々、「万が一のキャンセル時も安心」をうたったHISキャンセルサポート保険が好調に販売を伸ばしています。
JTBも出発間際の不測の事態で支払う取消料などをルックJTB参加者にサポートする態勢を整えました。
他社の追随も必至でキャンセルサポートはもはや業界標準化の様相です。
消費者に利点の大きい制度ですが、中小旅行会社からは懸念と不安の声が聞こえてきます。
特集はその功罪を探りました。
【特集】
*キャンセルサポート
旅行大手導入で業界標準化?
エイチ・アイ・エス(HIS)は昨年2月から旅行キャンセルを補償する保険商品の販売を開始。JTBも4月からルックJTBで出発間際の旅行キャンセルで発生する取消料の補償サービスを開始する。日本旅行など追随する動きもある。取消料のサポートは業界標準化へと向かうのだろうか。
▽HISにJTBが対抗、他社の追随は
▽キャンセルサポートの是非
原優二(風の旅行社代表取締役社長)
神田達哉(サービス連合情報総研業務執行理事)
三浦雅生(弁護士)
論文
*クルーズ船多角的活用におけるホテルシップの課題(前編)
糸澤幸子(和歌山大学大学院観光学研究科博士後期課程)
注目のニュース
新型肺炎、MICEビジネスに打撃
19年の旅券発行数、4.4%増
嵐山、閑散ぶりを逆手に誘客
百貨店外客売上、3カ月連続減
誌上セミナー
*中国人客の購買パワー獲得術
『新型肺炎発生時の対応』
コラム
*視座 原優二(風の旅行社代表取締役社長)
*SCRAP ニュースに見る海外の旅行ビジネストレンド
*ひと 洞駿氏(スカイマーク代表取締役社長)
*デスティネーションマーケティングの現場から 村木智裕(インセオリー代表取締役)
*ビジネスパーソンの日々雑感 鎌田直美(沖縄ツーリスト執行役員経営管理推進室長)
関連キーワード
カテゴリ#バックナンバー#新着記事
-
?>
-
2024年7月22日号>競争入札と談合 成長領域の落とし穴
?>
-
2024年7月15日号>訪日客のマナー問題再び 歴史的円安で変わる客層への対策
?>
-
2024年7月8日号>観光の趨勢と日本の競争力 世界3位が示すもの
?>
-
2024年7月1日号>数字でつかむ地域の観光 都道府県の予算、宿泊者数、観光消費
?>
-
2024年6月24日号>DMO連携の時代 地域発展の新たな手法
?>
-
2024年6月17日号>ツーリズムの現在地と未来 時代の転換期に探る産業のこれから
?>
-
2024年6月10日号>脱ダイナミックパッケージ 新たな選択肢を探る時
?>
-
2024年6月3日号>GWの海外旅行商戦総括 予測どおり回復基調に乗ったか
アクセスランキング
Ranking
-
釜石市、持続可能な観光でまた称号 日本初のゴールド賞 鍵は地域のマネジメント
-
米国、グローバルエントリープログラムを本格運用へ 東京・大阪の面接会に参加多数
-
ファーイースト・ホスピタリティ、日本で3軒目のホテル運営開始 3倍の2000室に拡大へ
-
6月の客室利用率は前年割れ 閑散期と単価重視が影響
-
日本籍船のディズニークルーズ誕生へ オリエンタルランド参入で市場に活気
-
競争入札と談合 成長領域の落とし穴
-
日本でも金融×旅行の流れ 三井住友カード、外資系OTAと提携
-
ベルトラ、韓国大手OTAと提携 インターパークに訪日商品供給
-
『奏で手のヌフレツン』 壮大な神話のような読了後の満足感
-
ニューカレドニア観光局が休局 情勢不安で打撃 日本の回復も遅く