2020年3月8日 12:00 AM
子供が急な病気で入院、愛犬が旅立った、急な出張を命じられた、鉄道運休で空港まで行けない、等々、「万が一のキャンセル時も安心」をうたったHISキャンセルサポート保険が好調に販売を伸ばしています。
JTBも出発間際の不測の事態で支払う取消料などをルックJTB参加者にサポートする態勢を整えました。
他社の追随も必至でキャンセルサポートはもはや業界標準化の様相です。
消費者に利点の大きい制度ですが、中小旅行会社からは懸念と不安の声が聞こえてきます。
特集はその功罪を探りました。
【特集】
*キャンセルサポート
旅行大手導入で業界標準化?
エイチ・アイ・エス(HIS)は昨年2月から旅行キャンセルを補償する保険商品の販売を開始。JTBも4月からルックJTBで出発間際の旅行キャンセルで発生する取消料の補償サービスを開始する。日本旅行など追随する動きもある。取消料のサポートは業界標準化へと向かうのだろうか。
▽HISにJTBが対抗、他社の追随は
▽キャンセルサポートの是非
原優二(風の旅行社代表取締役社長)
神田達哉(サービス連合情報総研業務執行理事)
三浦雅生(弁護士)
論文
*クルーズ船多角的活用におけるホテルシップの課題(前編)
糸澤幸子(和歌山大学大学院観光学研究科博士後期課程)
注目のニュース
新型肺炎、MICEビジネスに打撃
19年の旅券発行数、4.4%増
嵐山、閑散ぶりを逆手に誘客
百貨店外客売上、3カ月連続減
誌上セミナー
*中国人客の購買パワー獲得術
『新型肺炎発生時の対応』
コラム
*視座 原優二(風の旅行社代表取締役社長)
*SCRAP ニュースに見る海外の旅行ビジネストレンド
*ひと 洞駿氏(スカイマーク代表取締役社長)
*デスティネーションマーケティングの現場から 村木智裕(インセオリー代表取締役)
*ビジネスパーソンの日々雑感 鎌田直美(沖縄ツーリスト執行役員経営管理推進室長)
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