19年の訪ハワイ日本人、3.8%増の154万人 20年は報奨・教育旅行強化
2020.02.12 11:04
19年にハワイを訪れた全世界の訪問者数は前年比5.4%増の1042万4995人、日本人は3.8%増の154 万5806人となった。日本人渡航者はオアフ島が4.5%増となる一方、ハワイ島とマウイ島は約4%減。

ハワイ州観光局(HTJ)のミツエ・ヴァーレイ日本支局長は1月下旬に都内で開かれたハワイ会ジャパンの定例会議で20年以降の施策を発表し、MICEに力を入れ、ホールセーラーにインセンティブ旅行や教育旅行を訴求する考えを示した。また、プラスチックストローの廃止など、レスポンシブル・ツーリズムへの取り組みを強化すると同時に、独自の文化、自然の豊かさを素材にしたツーリズムの魅力を打ち出す。オリンピックイヤーに絡めて、サーフィン発祥の地であるハワイと海、そこから自然環境を守るというテーマにつなげる意向だ。
「ハワイ・エキスポ」は直行便のある札幌、東京、名古屋、大阪、福岡の 5 都市で開催する。本物のハワイを体験する「リアルハワイ」とレスポンシブル・ツーリズムの学びの機会を提供する。
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