主要7空港の8月実績、地方3空港の韓国人半減
2019.12.02 00:00
法務省の出入国管理統計によると、旅客数で全国上位7空港の8月の利用動向は、新千歳、福岡、那覇の3空港で外国人入国者数が前年同月を下回った。日韓関係の悪化で、韓国人の利用が多い空港が減便や需要低迷の影響を直に受けた。
最も落ち込んだのは福岡で22.4%減。新千歳も20.8%減となり、那覇は10.8%減だった。韓国人入国者に絞ると、福岡は48.5%減と7月からマイナス幅が急拡大した。新千歳(45.4%減)と那覇(43.8%減)もほぼ半数に落ち込んだ。
これとは対照的に日本人出国者数は好調に推移しており、新千歳は主要空港中で最大の19.5%増。那覇も12.1%増となった。
外国人入国者が最も伸びたのは中部の36.1%増。供給増で9カ月連続2桁成長。
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