2019年12月2日号>育つか有償ガイド 規制緩和で見えた課題と展望

2019.12.01 00:00

 外国人観光客への通訳ガイドについて、通訳案内士の有資格者でなくても有償でサービスを提供できるようになったのが18年1月。

 あれから2年が経過し再び課題が浮上しています。

 根底にあるのはガイドの質という永遠のテーマ。

 特集「育つか有償ガイド」では、通訳ガイドをめぐる最新事情と4000万人時代に求められるガイド像を探りました。

 茶谷幸治さんが触れていますが、玉石混交の時代だからこそ、求められるガイディングニーズとのマッチングの仕組みの磨き上げも急がれます。

【特集】
 *育つか有償ガイド
  規制緩和で見えた課題と展望

 改正通訳案内士法が18年1月に施行され、誰もが有償でガイド業務を行えるようになってから2年。規制緩和で目指したガイド不足の解消には至っておらず、新たな課題が浮上している。新団体が設立されるなど解決へ向けた動きも出るなか、有償ガイドの活躍の場は広がっていくのか。

  ▽通訳案内士法改正から2年
  ▽地域のガイド育成の動向
  ▽いま求められるガイド像
   茶谷幸治(ツーリズムプロデューサー)
  ▽4000万人時代のガイド産業
   橋本直明(トラベリエンス代表取締役社長)


誌上採録
 *アルベルゴ・ディフーゾ 分散型ホテルの可能性
  ジャンカルロ・ダッラーラ氏(アルベルゴ・ディフーゾ協会会長)

注目のニュース
 エアビー、五輪最高位パートナーに
 訪日ロングステイ、18年153万人
 20代女性の移動増、デジタルが促進
 9月百貨店外客売上、2.7%増

 誌上セミナー
 *中国人客の購買パワー獲得術
 『台湾国際旅展に学ぶ』

コラム
 *視座 原優二(風の旅行社代表取締役社長)
 *SCRAP ニュースに見る海外の旅行ビジネストレンド
 *デスティネーションマーケティングの現場から 村木智裕(インセオリー代表取締役)
 *ビジネスパーソンの日々雑感 鎌田直美(沖縄ツーリスト執行役員経営管理推進室長)

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