2019年11月18日号>クルーズ100万人時代をつくろう 第2次ブームを成長につなげるために
2019.11.17 00:00
いま、クルーズ関係者の間で第2次クルーズブーム到来の期待が膨らんでいます。
日本発着の外航クルーズ増加を追い風に、日本のクルーズ人口は17年に30万人を突破。
18年に32万1100人を記録し、クルーズ元年と騒がれた1989年から市場は倍増しました。
この勢いに乗じて日本のクルーズ市場を確かなものにしていけるのか。
特集では、早期予約、知識武装、商品展開というアプローチから、クルーズ100万人時代をつくろうと問いかけました。
関係者の悲願が旅行業界の悲願となるかどうかも鍵を握りそうです。
【特集】
*クルーズ100万人時代をつくろう
第2次ブームを成長につなげるために
日本のクルーズ人口は3年連続で過去最高を更新し、32万人を超えた。しかし、増加率の鈍化や売り手側の知識が追いついていないといった課題も見える。今後、クルーズ50万人時代への扉を開き、100万人実現を視野に入れるためには何が必要なのだろうか。
▽クルーズ人口の推移
▽第2次ブームの本質
木島榮子(クルーズバケーション代表取締役社長)
▽市場拡大への問いかけ
Theme1 早期予約を促せるか
児島得正(キュナード・ライン ジャパンオフィス営業部長)
Theme2 知識武装ができるか
糸川雄介(シルバーシー・クルーズ日本・韓国支社長)
Theme3 客層を広げる商品は十分か
澤田秀太(ベストワンドットコム代表取締役/ファイブスタークルーズ代表取締役)
注目の事例
*ツーリズムの力でヒマラヤの山村を電化
持続可能性を極めたGHEの試み
注目のニュース
アソビュー、グーグル予約に参画
HIS、商社事業に本格着手
離島路線維持へ垣根越えタッグ
8月旅行取扱額、4.6%減
誌上セミナー
*JNTO発外客攻略のヒント
『韓国市場の復活に向けて』
コラム
*視座 高橋敦司(ジェイアール東日本企画常務取締役営業本部長チーフ・デジタル・オフィサー)
*SCRAP ニュースに見る海外の旅行ビジネストレンド
*宿泊ビジネスの灯 井門隆夫(高崎経済大学地域政策学部教授)
*ビジネスパーソンの日々雑感 久保尭之(みなみあそ観光局戦略統括マネジャー)
統計・資料
*旅行業主要49社 8月の取扱状況
関連キーワード
カテゴリ#バックナンバー#新着記事
-
?>
-
2024年3月18日号>DMO制度のこれから 課題多き地域の司令塔づくり
?>
-
2024年3月11日号>国際観光旅客税の使い道 高まる使途拡大の声
?>
-
2024年3月4日号>ツーリズムの2024年問題 国内ツアー手配と訪日医療への懸念
?>
-
2024年2月26日号>育て!スルーガイド 長期旅行を地方へ誘う鍵
?>
-
2024年2月19日号>自己変革の旅 トランスフォーマティブ・トラベラーをつかむ
?>
-
2024年2月12日号>観光庁予算の全容 新旧の課題解消と産業発展への使途
?>
-
2024年2月5日号>旅のビジネスモデル 新しい形が必要かもしれない
?>
-
2024年1月29日号>免税制度の岐路 方式変更の影響を考える
週刊トラベルジャーナル最新号
アクセスランキング
Ranking
-
福岡周遊バスツアー、統一ブランドで一挙展開 DCキャンペーンの目玉
-
DMO制度のこれから 課題多き地域の司令塔づくり
-
戦略修正で旅行成約率20%に 海外旅行の「こころから」 行き場のない消費者に対応
-
沖縄ツーリスト、最高益の16億円確保 スリム化やDX強化で収益性改善
-
クラツー、新たな市場獲得へ短時間ツアー 訪日客も視野
-
訪日客の農泊促進へ重点28地域 農水省、受け入れ体制整備を優先支援
-
百貨店の免税売上高、1月は約400億円 消耗品の伸び顕著
-
JTB、旅館再生ファンドに出資 宿泊施設の成長促し、地域を面的支援
-
持続可能な観光地、箱根が部門別世界1位 車椅子の旅に高評価 日本から2年連続トップ
-
羽田空港で能登の復興支援 自販機で寄付可能に