島根・海士町で大人向け滞在プラン、学びの島打ち出す
2019.09.30 01:00
![](https://www.tjnet.co.jp/wp-content/uploads/2019/09/7bc423af140a86a77e1d2c78e4625e43.png)
島根県隠岐郡の海士町は、自らの歩みを振り返って学びを深める大人対象の滞在体験プログラムを、10月から開始する。初回となる10月12~14日は2泊3日のツアーを行う。実施に当たり専用のチラシも用意した。
海士町は島根県沖の北60km、日本海に浮かぶ中ノ島にある人口約2300人の町。廃校が危ぶまれた高校の入学者数をV字回復させた「高校魅力化プロジェクト」などが奏功し、12年以降は毎年100人を超える移住者を迎えている。
今回は普段は高校生が受けている「夢ゼミ」を大人が受講し、住民との対話・交流を通じて、地域の学びを体験するほか、自分自身の振り返りにつながるフィールドワークを実施する。ツアーには大人の学びをリードするコーディネーターも帯同する。
今後は、「学びの島」という同町の特徴をより前面に打ち出し、個人の変革に寄り添う同プログラムの価値創出に取り組む。町を訪れる新たな客層を開拓する狙いだ。
カテゴリ#地域の観光#新着記事
キーワード#海土町#新着記事
アクセスランキング
Ranking
-
釜石市、持続可能な観光でまた称号 日本初のゴールド賞 鍵は地域のマネジメント
-
米国、グローバルエントリープログラムを本格運用へ 東京・大阪の面接会に参加多数
-
6月の客室利用率は前年割れ 閑散期と単価重視が影響
-
ファーイースト・ホスピタリティ、日本で3軒目のホテル運営開始 3倍の2000室に拡大へ
-
日本籍船のディズニークルーズ誕生へ オリエンタルランド参入で市場に活気
-
競争入札と談合 成長領域の落とし穴
-
日本でも金融×旅行の流れ 三井住友カード、外資系OTAと提携
-
ベルトラ、韓国大手OTAと提携 インターパークに訪日商品供給
-
『奏で手のヌフレツン』 壮大な神話のような読了後の満足感
-
ニューカレドニア観光局が休局 情勢不安で打撃 日本の回復も遅く