8月の客室利用率85.6%、北海道の好調続く
2019.09.23 01:00
![](https://www.tjnet.co.jp/wp-content/uploads/2019/09/0930_P07-1-1024x945.jpg)
全日本シティホテル連盟(JCHA)に加盟する125ホテルの8月の平均客室利用率は、前年同月比1.3ポイント減の85.6%となり、3カ月ぶりのマイナスに転じた。北海道や北陸が高稼働で、低調だった四国の底上げが図られた一方、東北、関東、東海、中国、九州が低下し、全国10地域のうち半数が前年を割り込んだ。
最も利用率が高かったのは北海道(93.0%)。3カ月連続で全地域中トップと好調が続いている。北陸も92.2%と満室に近い状況だった。お盆休み需要が見込めた同月は、前年より低下した関東や東海、九州でも80%以上を確保した。
2大都市圏を比較すると、東京都は3.7ポイント減の86.2%だったのに対し、大阪府は7.5ポイント上昇し、90.7%となった。
カテゴリ#観光統計#新着記事
キーワード#ホテル・旅館#新着記事
キーワード#地域振興#新着記事
アクセスランキング
Ranking
-
釜石市、持続可能な観光でまた称号 日本初のゴールド賞 鍵は地域のマネジメント
-
米国、グローバルエントリープログラムを本格運用へ 東京・大阪の面接会に参加多数
-
6月の客室利用率は前年割れ 閑散期と単価重視が影響
-
ファーイースト・ホスピタリティ、日本で3軒目のホテル運営開始 3倍の2000室に拡大へ
-
日本籍船のディズニークルーズ誕生へ オリエンタルランド参入で市場に活気
-
競争入札と談合 成長領域の落とし穴
-
日本でも金融×旅行の流れ 三井住友カード、外資系OTAと提携
-
ベルトラ、韓国大手OTAと提携 インターパークに訪日商品供給
-
『奏で手のヌフレツン』 壮大な神話のような読了後の満足感
-
ニューカレドニア観光局が休局 情勢不安で打撃 日本の回復も遅く