南紀熊野ジオパークに拠点、信仰やいかだ流しなど魅力発信
2019.07.22 08:00

和歌山県串本町に7月27日、南紀熊野ジオパークの情報発信と調査研究の拠点「南紀熊野ジオパークセンター」がオープンする。
南紀熊野ジオパークは県内や奈良県十津川村の一部の10市町村で構成。プレートの沈み込みに伴って生み出された3種類の大地がつくる独特の景観や、温暖湿潤な気候がもたらす多種多様な動植物、熊野信仰やいかだ流しなどの魅力を、最新の技術を取り入れながら訴求する。
館内には南紀熊野の大地の成り立ちがわかる大型立体地形模型やプロジェクションマッピングを整備した。2階では、約1400万年前に紀伊半島で起こった火山活動がテーマの映像を上映する。大地の秘密を知る体験・実験コーナーや、館内ガイドによる河川・津波の実験などもあり、ジオパークガイドが常駐して解説する。入館は無料となり、開館は9~17時。
アクセスランキング
Ranking
-
5月の客室利用率65.9% GW好調で26.9ptの大幅増
-
旧函館支庁庁舎が食と交流の場に 利活用プロジェクトがスタート
-
ウェスティン、ウエルネス掲げ横浜に開業 CO2削減へ新たな試み
-
アメックスGBT上場、アボットCEO「成長をさらに加速」 今期の営業収益17.5億ドル予想
-
数字で知る地域の観光 都道府県の予算、宿泊者数、観光消費
-
カンタス航空、豪OTA子会社化 マイレージ会員のレジャーサービス強化
-
米国、9000万人誘致へ新戦略 地方観光やサステナブル 消費額36兆円目標
-
旅行取引の世界標準化待ったなし 日本海外ツアーオペレーター協会「変わらなければ将来ない」
-
自治体から政府・観光業界へ 都道府県・政令指定都市アンケートから②
-
観光の入国制限、完全撤廃を提言 運輸総研「開国と言えない」