4月の客室利用率87.4%、7地域がプラス成長
2019.06.03 17:47
全日本シティホテル連盟(JCHA)に加盟する109ホテルの4月の平均客室利用率は、前年同月比1.2ポイント増の87.4%となった。2カ月連続のプラス成長。全国10地域のうち、7地域が前年を上回った。ゴールデンウイークの10連休や桜の開花時期に合わせた訪日客の宿泊需要が押し上げ要因になったと見られる。
利用率トップは関東の93.2%で、これに東海(90.0%)が続き、近畿(89.8%)も大台に迫る水準。大都市圏は東京都が94.2%と満室に近い状況で、大阪府も91.4%の高稼働だった。
一方、利用率が最も低かったのは北陸の61.5%。中国、四国と並ぶ3地域が前年を下回った。東高西低の傾向にあるなか、北陸と四国はマイナス基調が続いている。
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