2月の客室利用率82.7%、4カ月ぶり減も5地域で高く
2019.04.01 17:21
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全日本シティホテル連盟(JCHA)に加盟する126ホテルの2月の平均客室利用率は、前年同月比0.6ポイント減の82.7%となった。4カ月ぶりのマイナス成長。東海や九州で前年を割り込む状況が続いており、自然災害からの回復が見られた近畿も再び減少に転じた。同月は中華圏の春節休暇需要が見込めたが、関東も微減となった。
ただし、利用率は総じて高い。全国10地域のうちトップは関東の88.9%で、北海道、北陸、東海、近畿を含む半数の地域が80%を超えた。2大都市圏は、東京都は1.6ポイント減だが90.5%と高稼働。これに対し、大阪府は2.5ポイント減の84.9%と開きがある。
利用率が最も低かったのは四国の56.5%と低調が続いている。
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