京都市が観光特急バス導入 混雑緩和へ市民と利用すみ分け
2024.06.10 00:00
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京都市交通局は6月から、市バスの混雑緩和に向けて観光特急バスの運行を開始した。市民と観光での利用をすみ分ける。オーバーツーリズムの未然防止・抑制を目的に23年12月、道路運送法施行規則が改正されて以降、全国初の取り組みとなる。
清水寺や銀閣寺など観光客が多く訪れる東山エリアとJR京都駅を結ぶ2系統で土・日曜・祝日のみ運行する。京都駅から五条坂(清水寺)、清水道、祇園、岡崎公園、美術館・平安神宮前、銀閣寺など観光地を巡るEX100号系統は1日24本の運行。京都駅と五条坂をノンストップで結ぶEX101号系統は16本。所要時間は現行の市バスに比べ約20分短縮される。
京都駅の乗り場は一般路線とは別に設けた。運賃は市バスの均一料金区間の約2倍となる大人500円、子供250円。
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