LXRホテルズ&リゾーツ、ハワイ初進出 日本市場に高い期待
2024.06.06 19:03
![](https://www.tjnet.co.jp/wp-content/uploads/2024/06/d680a8ea17f2a71d95437509c447e594-rotated.jpg)
米ヒルトン・ワールドワイド・ホールディングスのラグジュアリーブランドであるLXRホテルズ&リゾーツは、ハワイで「カ・ライ・ワイキキビーチ」を2月に開業し、日本市場に対する認知度向上に力を入れている。旧トランプホテルをリブランドしたもので、LXRブランドのハワイ進出は初めて。
経営母体は変わったものの、多くのスタッフが継続して在籍し、高評を得ていたサービスの質は変わない。先ごろ来日したスコット・イングワーズ・マネージングディレクターは、改装で新たな要素を打ち出していくと今後の展開を語った。
25年第2四半期に上層階から段階的に改装工事を行う。工事期間中も宿泊は可能。改装は世界的に有名なブライアン・オサリバン・スタジオ(BOSスタジオ)のデザインに基づき行われる。まだ詳細は明かされていないが、世界的なミシュラン星獲得シェフのレストランが新たに入居するという。
旧トランプホテル時代は宿泊者全体の60%以上が日本人。現在は海外旅行の回復の遅れに伴い30%程度だが、日本に向ける期待は高い。イングワーズ氏は「名称が変わっても、ハワイならではの良さと、高品質のサービスは変わらない点を訴求したい」と回復に期待を見せた。なお、日本での総販売代理店はジェイバが引き続き担う。
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