4月の平均客室利用率82.2% 訪日需要好調もGWが振るわず
2024.05.27 00:00

全日本ホテル連盟(ANHA)に加盟する122ホテルの4月の平均客室利用率は、前年同月比2.2ポイント増の82.2%となった(速報値)。桜の開花が遅れたことがプラスに働き、新入社員研修の団体需要も押し上げ要因となった。ただ、ゴールデンウイーク(GW)前の落ち込みが大きく、前半と後半で二分した曜日配列の影響で集客は振るわなかったようだ。
全国10地域のうち、最も利用率が高かったのは関東(89.8%)で、東京都が91.7%とけん引した。都内では平均客室単価が高騰し、4月の売上高が過去最高となったホテルも多かったという。
訪日需要の高い近畿が83.6%、東北・甲信越・東海・北陸・中国が70%台だった。ただ、前年比では関東・近畿・中国を除く7地域がマイナスとなった。
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