東海汽船、伊豆松崎/東京間に直行便 所要2.4時間に
2024.05.27 00:00
![](https://www.tjnet.co.jp/wp-content/uploads/2024/05/sub2.jpg)
東海汽船は6月15~16日の2日間、静岡県伊豆西海岸に位置する松崎町の松崎新港と東京竹芝埠頭の約210㎞を結ぶ直行便を2往復運行する。西伊豆地域の町と東京都心が直接つながるのは初めてという。町は地域経済にとって価値ある社会実験と捉え、全面的に協力している。
高速ジェット船を用い、所要時間は2時間40分。公共交通機関では最速で、往復1万3800円で利用できる特別料金を用意した。
松崎新港は沼津港とともに特定地域振興重要港湾に指定されている。鉄道がなく公共交通が脆弱な松崎町にとって「船のアクセスはコロナ禍以降の観光復活の要」と深澤準弥町長は期待を寄せている。
東京からのダイバーや釣り客、観光客を誘致し、松崎町と近隣の地域経済の活性化につなげたい考えだ。
カテゴリ#地域の観光#新着記事
アクセスランキング
Ranking
-
京都市が観光特急バス導入 混雑緩和へ市民と利用すみ分け
-
脱ダイナミックパッケージ 新たな選択肢を探る時
-
主要旅行業者の23年度取扱額、コロナ前の8割に回復 7社がプラス 募集型企画旅行は低調
-
韓国有力OTAのヨギオテ、日本進出 若年層の訪日個人旅行に照準
-
観光産業のキーパーソンが思う「次世代のために誇れる姿・避けたい姿」②
-
旅行大手の談合巡り、指名停止拡大 青森県外でも 排除措置命令は修旅カルテル以来
-
『旅のオチが見つからない おひとりさまのズタボロ世界一周!』 旅人予備軍が増えることを願って
-
ライドシェア全面解禁は先送り 法制度の検討に期限設けず
-
主要旅行業者の3月取扱額、19年水準迫る 訪日旅行がコロナ後初のプラス
-
ブルーフラッグとJTBが連携協定 海洋保全と企業のESG経営を支援